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帰国学生、健康観察を徹底 コロナ対策、静岡県内各大学

(2020/3/31 13:00)

 京都産業大など静岡県外の大学で海外旅行した学生が新型コロナウイルスに感染したことを受け、静岡県内の各大学は30日、帰国した学生の健康観察を徹底する考えを改めて示した。海外渡航に際して事前の届け出を求めてきたが「必ずしも全員が提出しているとは限らない」として事後報告も呼び掛けている。
 各大学は渡航自粛を呼び掛けたり、海外研修プログラムを中止したりしてきた。海外旅行を取りやめ、語学留学を切り上げて帰国する学生も多いという。
 常葉大は2月以降、56人の学生が留学先や旅行先から帰国した。このうち28人は健康状態を経過観察中。欧州へ旅立ってすぐに留学を断念し、帰国した学生もいた。また、中国に帰省中の留学生9人が日本に戻るめどが立っていない。「補講するので心配せず、安全になってから戻るよう伝えている」とした。
 静岡大は留学プログラムで約50人の学生が海外にいたが、ほとんどが帰国した。学生には海外旅行しないよう要請している。聖隷クリストファー大では、2月上旬以降にニュージーランドやオーストラリアなど海外に渡航した学生が22人いた。このうち3人は14日間の経過観察中という。
 静岡県立大は現在、学生10人が渡航している。6人は長期留学やワーキングホリデーで現地に滞在し、残り4人は母国へ帰省している留学生。静岡福祉大では卒業生3人が2月に台湾へ渡航していたが、帰国後は保健室を中心に体調把握に努めた。
 各大学は感染防止対策として、国内旅行や合宿、飲食を伴う集まりなどの中止や延期も学生側に促している。

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