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複数大学で授業開始延期 静岡県内、新型コロナ感染拡大踏まえ

(2020/3/29 08:57)

 新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、静岡県内の複数大学が28日までに、授業の開始日を延期すると決めた。一方、予定通りとしている静岡大では、延期を求める声が上がっている。
 県立大は27日、授業開始日を4月17日に延期すると同大ウェブサイトで公表した。感染拡大が続いているとして「健康で安全な環境を整えて教育を提供するためには一定の準備期間が必要」と理由を説明。静岡産業大も4月24日に遅らせた。このほか、常葉大や静岡英和学院大は授業開始日を4月20日とした。
 静岡大は当初の予定通り4月9日に授業を開始する。感染対策としてマスクを原則着用するよう求め、状況次第では日程を変更する可能性に触れた。
 そんな中、静岡大の教員有志が授業開始延期を訴え、賛同を募る活動をインターネット上で始めた。多数の往来があるキャンパスは感染リスクが高いとし、渡航制限で開始日までに日本に入国できない学生や留学生がいることなども指摘。大学の判断を「学生や教職員らの不安に向き合い、安心して通学・通勤できる環境を十分に整えた上での判断と言えるのか」と疑問視した。
 大学側がアナウンスしたのは27日。延期を呼び掛けた人文社会科学部の畠垣智恵准教授は「外出自粛要請がある中で、予定通りとした判断に驚いた。静大には全国から学生、教員が集まるが、具体的な感染防止策が示されていない」と話した。

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