静岡新聞NEWS

「ジュニア防災士」養成 静岡県内全中学、20年度から講座

(2020/3/23 08:11)

 静岡県は2020年度から、地域防災の担い手となる「ふじのくにジュニア防災士」の養成講座を県内全中学校で実施する。主に2年生が県制作の動画教材を使いながら、地震や津波、風水害の基礎知識を学ぶ。2年生を中心に年3万人ほどの認定を目指す。
 ふじのくにジュニア防災士は10年度に始まった制度で、養成講座を小学校から高校までの児童生徒を対象に実施している。これまでに約1万6千人、19年度は約3800人が認定を受けた。
 県は「中学卒業までに、防災に関する知識を全生徒に身に付けてほしい」として、養成講座の全校実施を決めた。20年度当初予算案に関連事業費600万円を計上した。
 計画では、各校の総合的学習の時間を使って、東日本大震災の被災者が自らの体験を語る動画を見た後、県職員やふじのくに防災士らから、防災の基礎知識を学ぶ授業を展開する。
 各学校が独自に地域の防災訓練参加や避難所運営ゲーム(HUG)、災害図上訓練(DIG)などを講座内容に加えることもできる。早ければ9月から順次実施する見通し。21年度から本格的に展開する。
 県危機情報課は「認定された子どもたちが地域や家庭で防災の担い手として参画することで、地域防災力の向上を図りたい」と期待する。

教育・子育ての記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト