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教育にラグビー遺産 静岡県教委、推進校指定へ

(2020/2/2 07:31)
全国小学生タグラグビー選手権大会県予選で熱戦を繰り広げる選手。県は推進校を指定しラグビー文化の継承に取り組む=2019年12月、掛川市の小笠山総合運動公園多目的運動広場
全国小学生タグラグビー選手権大会県予選で熱戦を繰り広げる選手。県は推進校を指定しラグビー文化の継承に取り組む=2019年12月、掛川市の小笠山総合運動公園多目的運動広場

 静岡県と県教委は1日までに、昨年のラグビーワールドカップ(W杯)の感動やラグビー精神を次代に継承するため、新たにラグビー教育レガシー(遺産)推進校を設け、公立の小中学校と高校計30校程度を指定する方針を固めた。ラグビー選手による出前授業を実施したり、ラグビーを通した児童・生徒の体力向上に取り組んだりする。2020年度一般会計当初予算案に関連経費を計上する。
 実施希望校を2月中に募る。出前授業では、品位や情熱を重んじるラグビー憲章の内容、多様性を大切にするラグビーの特徴などについて学ぶ。児童・生徒の理解を深めるため、ラグビーW杯に先立って県が製作した教本を改訂して活用する。
 改訂版の教本には、袋井市のエコパスタジアムでの試合結果をはじめ、日本代表に敗れたアイルランドが試合後に花道を作って日本をたたえたエピソードや海外から称賛された日本のおもてなしなど、W杯で生まれた「大きな価値」(県)を紹介する記事を掲載する。
 体力向上の取り組みでは、小中学校に指導者を派遣し、投げる、走る、蹴るといったラグビーの特性を生かした体力アップの支援に当たる。高校のラグビー部やタグラグビーを取り入れている小中学校に対する助成も予定する。
 このほか、県ラグビー協会と連携しエコパを拠点にラグビーに興味や関心がある高校生を集めてクラブ活動を展開する。推進校にとどまらず、広く生徒を募り、高校ラグビーの活性化を図る。
 県教委の担当者は「さまざまな活動を通してラグビー文化を根付かせたい。クラブ活動では、将来的に合同チームをつくり、公式戦への出場を目指したい」と話している。

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