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演劇出前教室、SPAC強化 希望校募集形式に変更

(2020/1/17 07:53)
放課後児童クラブを訪ねて昔話の芝居を上演するSPAC俳優=昨年12月、焼津市内
放課後児童クラブを訪ねて昔話の芝居を上演するSPAC俳優=昨年12月、焼津市内

 静岡県舞台芸術センター(SPAC)が、学校での演劇教室など出前活動を強化している。子供たちが鑑賞や創作に触れる機会を増やし、豊かなコミュニケーションを体験してもらう取り組み。年間計画に沿って希望校を募る新事業に、教育現場から関心が寄せられている。
 これまで個別の要望に応じてきた出張事業を募集形式に切り替えた。訪問先の規模や時間枠に合わせて、演劇を創作するワークショップ、ダンス講座、鑑賞教室の各プログラムを用意している。
 2019年夏に県内の小・中・高校や特別支援学校、放課後児童クラブから希望を募ったところ、計画の約2・5倍となる53カ所から応募があった。地域や希望プログラムのバランスを考慮し、実施が決まった計22カ所を順に訪問している。
 焼津市の大井川東放課後児童クラブでは12月下旬、俳優5人が昔話の芝居や朗読劇を上演した。児童50人のほか地域のデイサービス利用者も観劇し、会場の一体感を楽しんだ。
 児童クラブの担当者は、クラブで長時間過ごす児童が多くなる冬休みなどの状況に触れ「日頃とは違う過ごし方に子供たちが生き生きとしている。工夫を凝らした表現は大人が見ても学ぶことは多い」と評価。事業を担当するSPAC制作部の計見葵さんは「多様な表現と出合える仕掛けづくりを県内全域で進めていきたい」と話す。
 問い合わせはSPAC制作部<電054(203)5730>へ。

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