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海洋プラ、河川汚染を研究 三島北高生が全国表彰

(2020/1/16 07:40)
海洋プラスチックや河川の汚染を研究し、表彰を受けた生徒=三島市の県立三島北高
海洋プラスチックや河川の汚染を研究し、表彰を受けた生徒=三島市の県立三島北高

 創造力豊かなグローバル人材を育成する「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」の拠点校として文部科学省の指定を受ける県立三島北高の生徒が、海洋プラスチックの問題や世界規模で進む河川の汚染について研究し、全国の舞台で表彰を受けた。継続してきた課題探求のスキルを生かし、環境問題の解決策も独自に提案している。
 11月に「高校生が競うエナジーピッチ」で技能賞に輝いたのは、2年生チーム「白い砂浜」。世界に拡大する海洋プラスチックを火力発電の燃料として回収し、発生する二酸化炭素(CO2)を人工光合成で分解して再びプラスチックの原料を取り出す仕組みを提案した。12月の全国高校生フォーラムで生徒投票賞を受けた堀江拓道さん(2年)は、海洋プラスチックの回収装置を独自に作った上でアートへの活用をポスターで呼びかけた。
 11月末に「グリーン・ブルー・エデュケーションフォーラム」コンクールで優秀賞を獲得した2年生3人のチーム「アメトリン」は、世界各地で深刻化する河川の銅汚染に着目。バナナに銅などの重金属を吸着する作用があるとして、同校科学部の協力も受けながら解決策を探った。生徒らは「環境問題が大きな関心を集めていると感じた」と話す。
 同校は2014年度から5年間、文科省の「スーパー・グローバル・ハイスクール」の指定を受けて水をテーマにした課題探求に取り組んできた。WWL推進室長の中島由美教諭は「課題を発見し、自らの手で解決する能力が形になって現れ始めた」と手応えを語る。

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