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磐田農高「JGAP」取得 リスク管理徹底、「米」で県内高校初

(2019/12/31 14:35)
一言農場で収穫した米を手に、JGAP取得を喜ぶ生徒=磐田市中泉の県立磐田農高
一言農場で収穫した米を手に、JGAP取得を喜ぶ生徒=磐田市中泉の県立磐田農高

 静岡県立磐田農高が米を生産、管理する一言農場(磐田市一言)が、食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる農業生産工程管理の認証「JGAP」を取得した。同校によると、米での取得は県内の高校で初めて。生徒らは「今後も安心安全な農産物の大切さを訴えていきたい」と意気込む。
 中心になって農場を管理したのは同校生産科学科3年生ら。「課題研究」の授業の一環で、収穫、異物除去、袋詰めなど各段階における詳細なリスク管理を徹底した。鈴木れお奈さん(18)は「膨大な数のリスクとその対策を考えるのが大変だった」と振り返る。
 10月上旬、日本GAP協会の審査員が現地を訪れ、農薬の散布歴や水の安全性、肥料管理など25項目を審査。生徒らは課題点を改善し、11月上旬に認定を受けた。収穫した米は、地元農協に出荷したり、文化祭で販売したりした。
 熊谷ゆうさん(18)は「JGAP取得を地域にPRしたい」と意欲を語り、種田真夕さん(17)は「安全性が守られているから、自分たちが安心して口に運べていることが分かった」と食への感謝を述べた。
 同校には農家の後継者も通う。生徒を指導した名倉弥生実習助手は「JGAPは農産物の取引で必須になりつつある。生徒が引き続き勉強できる場として、農場を活用していきたい」と述べた。

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