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第2部活動で剣舞、市外初披露へ猛稽古 御殿場・高根中

(2019/11/7 17:02)
県中学校総合文化祭での演舞に向けて稽古に励む御殿場市立高根中剣舞部員=同市
県中学校総合文化祭での演舞に向けて稽古に励む御殿場市立高根中剣舞部員=同市

 剣や扇を持ち、詩吟に合わせて舞う剣舞。部活動で取り組む数少ない静岡県内中学の一つ、御殿場市立高根中剣舞部が県中学校総合文化祭のステージ部門(9日、沼津市)での演舞に向けて稽古を重ねている。御殿場市外での演舞は初。任意で加入する第2部活動ならではの制約もあるが、部長の3年勝又彩桜さんは「精いっぱい、かっこよく踊りたい」と意気込んでいる。
 男女17人の部員はそれぞれ、バレーボール部やサッカー部などとの掛け持ち。第2部活動とあって、稽古は第1部活動のない水曜日の2週に1回程度。専門家の指導は2カ月に1度ほどだ。その分、部員同士が助言し合い舞の完成度を高める。「力強さとしなやかさの両方が必要」-。稽古場では時に、そんな励まし合う声が響く。
 県吟剣詩舞道連盟によると、部活動で剣舞に取り組む県内中学は数校という。高根中剣舞部創部の時期や経緯ははっきりしない。部の存在が記録に初めて登場するのは2003年の校友誌だが、学校創立50周年記念式典で女子生徒が舞を披露した1997年ごろの創部と考えられている。
 2、3人程度でほそぼそと続いた時期もあったが、近年は10人以上が所属。主に地域行事で舞を披露する。入学直後の部活動紹介で演舞する先輩の姿に憧れ入部した勝又部長は「伝統に触れ、はかまを着る経験もできる」と魅力を語る。
 総合文化祭の演舞は学年ごとで、3年生にとっては残り少ない発表の場。副部長の3年湯山愛梨さんは「丁寧に演舞したい」。全身全霊を傾け舞台に立つ決意だ。

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