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キャンプでネット依存改善 静岡県教委、中高生向けに実施へ

(2019/9/7 08:25)

 静岡県教委は本年度、ネット依存傾向がある中高生を対象にしたキャンプを3回にわたって実施する。自身をコントロールする力を身に付けさせる狙いで、自然体験活動だけでなく、医療機関と連携して専門的なカウンセリングを行う。保護者向け講座も開き、家庭のサポートを得ながら生活の改善を図る。
 厚生労働省の調査によると、ネット依存が疑われる中高生は全国で推計93万人に上る。県内にも相当数がいるとみられ、対策は喫緊の課題だ。
 キャンプは文部科学省の助成を受けて県教委が独自に実施し、ネット依存治療に取り組む県内の医療機関が協力する。焼津市石津の焼津青少年の家で28、29日に1泊2日のプレキャンプ、10月12~14日に2泊3日のメインキャンプ、来年1月18、19日に1泊2日のフォローアップキャンプを行う。
 臨床心理士が認知行動療法に基づき、参加者にネットの使い方の見直しや生活の改善の動機付けを促す。カヌーやサイクリング、黒はんぺんづくりなどの体験活動も予定する。プレ、フォローアップのキャンプでは、保護者を対象にネット利用に関する講座も開く。県教委の担当者は「キャンプを通してネット依存傾向がどのように改善されるのか、検証したい」と話す。
 キャンプの参加費は3回を通じて1万1千円程度。応募締め切りは今月13日。申し込み、問い合わせは県教委社会教育課<電054(221)3312>へ。

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