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環境DNAの空中採取で成果 掛川西高、国際学生科学大会で2位

(2019/6/8 08:14)
世界2位に選ばれた研究内容を報告する塚本颯さん(右)と岡本優真さん(右から2人目)=7日午後、掛川市役所
世界2位に選ばれた研究内容を報告する塚本颯さん(右)と岡本優真さん(右から2人目)=7日午後、掛川市役所

 掛川市の掛川西高自然科学部が、5月に米国アリゾナ州で開かれた科学研究の世界大会「インテル国際学生科学フェア」で日本人初の特別賞「アリゾナ大学賞」と動物科学部門2位を受賞した。研究班の岡本優真さんと塚本颯さん=いずれも3年=が7日、市役所で受賞報告した。
 1950年から続く同大会は「科学のオリンピック」と呼ばれ、今年は80の国と地域から高校生の研究グループが計1411点を発表した。同校の研究班は鳥が羽ばたく際に飛散させる微細な皮脂を空中環境DNAとして採取し、生息域を分析する手法を発明。昨年の全国高校生バイオサミットで優勝し、日本代表として出場した。
 会場では英語で作成した発表用ポスターを基にプレゼンし、質問に答えた。空中の環境DNAを採取する手法は世界でもほとんど例がないとされ、審査した各国の学者からは、空中のウイルス検出など幅広い活用が期待できる手法として高い評価が集まったという。
 岡本さんらは「英語での発表は不安だったが、審査員が強い関心を持ってくれるのが分かり、とても楽しかった。さらに研究を続けたい」と話した。

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