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小中生観戦、議論が白熱 ラグビーW杯、ナイター招待

(2019/5/16 07:36)

 最後まで観戦か、子どもの安全に配慮して観戦の途中で退出か―。川勝平太知事の諮問機関「地域自立のための『人づくり・学校づくり』実践委員会」の本年度初会合が15日、県庁で開かれ、秋のラグビーワールドカップ(W杯)で、県が招待する小中学生らの観戦の仕方を巡って熱心な議論が行われた。
 県によると、日本戦を含めたエコパスタジアム(袋井市)の4試合について、県内の小中学生と高校生計約2万7千人を無料招待する。県独自の取り組みで、貸し切りバスで学校とエコパを往復する。
 初会合で、広岡健一県スポーツ担当部長は試合開始はいずれも夕方以降のため、最後まで観戦すると帰宅が深夜に及ぶことや、試合後は帰路の混雑が予想されるとして、「観戦を途中で切り上げることを検討している学校もある」と述べた。
 これに対し、委員でトップリーグ・ヤマハ発動機ジュビロアドバイザーの清宮克幸氏が「W杯を最後まで観戦できないのはいかがか」と疑問を投げ掛けた。県サッカー協会副会長の山本昌邦氏も、前回のW杯で試合終了間際に日本が南アフリカに劇的勝利を収めたことに触れ「スポーツは最後が魅力。最後まで見たい人、そうではない人の整理が大事」と述べた。別の委員からも招待観戦の趣旨を明確にすることが重要だとの意見が出た。
 広岡担当部長は「W杯がうたう『一生に一度』の精神を大事にしながら、安全、安心が両立できる手法を考えたい」との考えを示した。

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