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静大再編、期待と懸念 大学、企業関係者ら静岡で議論

(2019/5/13 08:08)
静岡大と浜松医科大が合意した法人統合・大学再編について議論したシンポジウム=12日午後、静岡市駿河区のあざれあ
静岡大と浜松医科大が合意した法人統合・大学再編について議論したシンポジウム=12日午後、静岡市駿河区のあざれあ

 静岡大と浜松医科大が合意した法人統合・大学再編について、大学と地元企業、自治体関係者らが議論するシンポジウム「地域にとって総合大学とは何か」(実行委主催)が12日、静岡市駿河区のあざれあで開かれた。静大教員や同窓生、学生をはじめ市民ら約130人が参加し、予想される地域への影響や大学の将来像を探った。
 両大の法人統合・大学再編について、地域に開かれた形で十分な議論と合意形成を行う目的で、静大教員の有志が初めて企画した。パネリストとして、静岡県中小企業家同友会長の遠藤一秀・遠藤科学社長や西原茂樹前牧之原市長、学内外の教員が登壇した。
 合意書によると、静大浜松キャンパスと浜医大による浜松市の大学と、静大静岡キャンパスを中心とした静岡市の大学に再編する方針。静大の本橋令子教授は「脱・総合大学、小規模化により教育研究の競争力が低下し、静岡大のブランド力も低下する」と再編のデメリットを強調した。
 西原前牧之原市長は「大学は、次世代の産業、雇用、税収を考え、地域を活性化させる原動力であるべき」と指摘した上で、「県民、市民を含め全ての関係者間でもっと対話が必要」と訴えた。
 第2回目のシンポジウムは7月14日に予定している。

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