掛川・大東温泉シートピア リバティー(静岡市)に譲渡 ホテル、キャンプ場併設へ

 掛川市は2日、民間譲渡を目指してきた公営温泉施設「大東温泉シートピア」の譲渡先候補に、リゾート開発のリバティー(静岡市駿河区、福原良佐社長)を選定した。市議会の議決が得られれば、4月から、宿泊施設やキャンプ場を併設した温泉施設として営業が継続される。

リバティーが計画する「ジャングル」をテーマにしたホテルの共用部分イメージパース
リバティーが計画する「ジャングル」をテーマにしたホテルの共用部分イメージパース

 応募のあった5社の中から選んだ。譲渡対象は温泉の建物と芝生広場、駐車場など。市有の建物は無償で、地元地権者への借地料は当面市が負担、施設改修費を最大2億7千万円市が補助する。
 リバティーは、河津町の老舗旅館「天城荘」の再建などの実績がある。譲り受けた施設のうち、日帰り温泉施設は4月下旬に営業を再開する計画。屋外エリアは改修し、オートキャンプ場やコテージを整備する。屋内プールは宿泊施設として改装し、「ジャングル」をテーマとした客室8部屋の高価格帯のホテルとして、22年4月開業を目指す。
 福原社長は「マリンスポーツが楽しめる海に近い立地を生かし、国内外から観光客を呼び込める施設として地域活性化につなげたい」とする。
 同施設は1998年、当時の大東町が公営施設として開設した。年間利用者は当初32万人あったが、現在は16万人程度へと半減。温泉設備の修理費が市財政の負担になっていたことから、市が民間譲渡による有効活用を探ってきた。

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