有効求人上昇0.98倍に 静岡県内の1月 一部持ち直し

 静岡労働局が2日発表した1月の静岡県内有効求人倍率(季節調整値)は0・98倍で、前月を0・06ポイント上回った。有効求人数が2カ月ぶりに増加した一方、転職控えなどから新規求職者が3カ月連続で減少した。静岡労働局の谷直樹局長は「雇用情勢に一部持ち直し傾向が見られるが、厳しい状況は続いている」とした。

県内と全国の有効求人倍率の推移
県内と全国の有効求人倍率の推移

 産業別求人は、基幹産業の製造業が前年同月比10・2%減。前月に比べて対前年比の減少幅が11・5ポイント縮小するなど、改善傾向が見られた。卸・小売は6・1%減、職業紹介労働者派遣8・6%減。
 一方、宿泊・飲食サービスは、「GO TO トラベル」の停止や首都圏への緊急事態宣言再発令の影響などを受けて17・7%減だった。建設業は公共事業需要が好調に推移するなどして17・6%増と2カ月連続で前年同月を上回った。
 事業主都合で離職した新規求職者の数は1145人で、2019年3月以来1年10カ月ぶりに減少に転じた。
 厚生労働省が年1回行う季節調整値の見直しに伴い、2020年12月以前の数値を改訂した。昨年12月の県内有効求人倍率は、前回公表の0・96倍から0・92倍に修正された。

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