熱海銀座に和栗菓子店 生糸モンブラン、老舗旅館が新事業

 熱海市中心街の熱海銀座商店街に2日、和栗スイーツカフェ「kiito(キイト)」がオープンする。経営するのは同市の老舗旅館「古屋旅館」がスイーツ事業の運営会社として設立した「モデストスマイル」。生糸のように美しいモンブランと旅館で培ったおもてなしで、大人がくつろげる空間を提供する。

生糸のように細いモンブランを絞る従業員と内田社長(右)=熱海市の「kiito」
生糸のように細いモンブランを絞る従業員と内田社長(右)=熱海市の「kiito」

 京都市の人気店「和栗専門 紗織」の技術支援を受け、細さ1ミリのモンブランを客の前で絞って提供する。厳選した熊本県産の和栗を使用し、砂糖の甘みを極限まで抑えた。看板メニューの生糸モンブラン(1980円)をはじめ、和栗や熱海産ダイダイのわらび餅などが入ったパフェ(2750円)、シャンパン、日本酒などを提供する。モンブランを乗せたソフトクリームやケーキといった持ち帰り商品もある。
 同商店街はかつて、空き店舗が目立つ“シャッター通り”だったが、近年は若者に人気の飲食店などが立ち並びにぎわいを取り戻している。キイトは数年前まで洋品店だった空き店舗を高級感漂うカフェによみがえらせた。内田宗一郎社長(47)は「若者向けの店はたくさんあるが、大人がゆっくり過ごせる空間が少ないと思っていた。コロナで大変な時だが、熱海の付加価値を高めて元気を発信したい」と話した。

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