静岡銀行と三島信金 河津に共同店舗開業 人口減地域の金融維持

 静岡銀行と三島信用金庫は22日、静岡県河津町に共同店舗をオープンした。競合する地方銀行と信用金庫が同じ建物内で営業するのは全国初とみられる。人口減少が進む中、地域の店舗ネットワークを維持する狙いがある。

テープカットで共同店舗のオープンを祝う関係者=22日午前、河津町
テープカットで共同店舗のオープンを祝う関係者=22日午前、河津町

 同町浜の静岡銀河津出張所に三島信金河津支店が移転し、業務を開始した。それぞれの営業スペースに仕切りを設けて独立性を確保し、ロビーや現金自動預払機(ATM)コーナーは共有スペースとした。
 現地でテープカットを行い、オープンを祝った。静岡銀の大橋弘常務執行役員は「モデルケースとして取り組みが広がれば」と期待し、三島信金の平井敏雄理事長は「地域の金融インフラを守っていくことは重要」と述べた。
 静岡銀は2018年に河津支店の融資業務などを近隣の稲取支店に集約し、窓口業務に特化した出張所とした。余剰スペースを有効活用することで共同店舗化を実現した。老朽化が進んでいた旧三島信金河津支店は19日に営業を終了した。

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