春華堂「うなぎパイ」減産 コロナで移動自粛、土産需要低迷
(2021/1/14 09:10)-
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、菓子メーカーの春華堂(浜松市中区)は1~2月、主力商品「うなぎパイ」を減産する。移動自粛や緊急事態宣言で土産需要が低迷しているため、生産量を前年同期比で約5割の水準に抑える。
国の観光支援事業「Go To トラベル」などの影響で販売が回復し、当初は前年同期比8割程度の生産を計画していた。同事業の停止で年末年始の帰省客や観光客が減り、今後の見通しも厳しいことから下方修正した。過剰在庫を避けるため、感染状況によってはさらに減産する可能性もあるという。
観光名所になっている生産拠点「うなぎパイファクトリー」(同市西区)で製造工程を公開しているが、稼働日を週2~3日に半減する。同工場の生産量は1日20万~30万本。
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