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静岡ガス、タイで再エネ事業 大学に太陽光発電設備

(2021/1/13 08:35)
大学に太陽光発電設備を設置し、電力供給に乗り出す=タイ国内(静岡ガス提供)
大学に太陽光発電設備を設置し、電力供給に乗り出す=タイ国内(静岡ガス提供)

 静岡ガスは、タイで再生可能エネルギー事業に参入する。現地のベンチャー企業と組んで大学に太陽光発電設備を設置し、電力を供給する。タイを足がかりに成長著しい東南アジア諸国連合(ASEAN)で環境に優しい「グリーンエネルギー」の拡大を図り、世界的な潮流となっている脱炭素社会の実現に向けた取り組みを後押しする。
 タイでエネルギー事業を展開するVNETパワーと合弁会社を設立した。資本金は1880万バーツ(約6500万円)で、出資比率はVNET51%、静岡ガス49%。取締役5人のうち2人は静岡ガスから派遣する。
 タイは日照条件が良く、効率的な発電が見込める。現地大学との売電契約締結に向けて最終調整を進めている。校舎などの屋根に太陽光パネルを置き、発電した電力を20年超にわたり大学に供給する。
 タイ政府は、再生可能エネルギーの電源構成比率を大幅に引き上げる目標を掲げている。VNETは大学向けの太陽光発電の売電に強みを持ち、静岡ガスが日本国内で培った再エネ事業のノウハウも生かしてビジネス拡大を目指す。
 静岡ガスが海外で再エネ事業を手掛けるのは初めて。日本国内のエネルギー需要が人口減などで鈍化傾向にある中、天然ガス火力発電事業に参画しているタイでの参入を決めた。
 国内外で脱炭素の流れが加速する中、タイ国内やASEANで再エネ事業の展開エリアを広げていく。持続的な成長に向けて今後も海外事業への投資を拡大する。

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