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観光地再び閑散 首都圏・緊急事態宣言後、初の連休 静岡県東部、関係者「今回で最後に…」【新型コロナ】

(2021/1/10 06:29)
観光客の姿はまばらだった沼津港=9日午後2時ごろ、沼津市
観光客の姿はまばらだった沼津港=9日午後2時ごろ、沼津市
富士山を望む絶景が広がるも、閑散とした三島スカイウオーク=9日、三島市笹原新田
富士山を望む絶景が広がるも、閑散とした三島スカイウオーク=9日、三島市笹原新田

 東京や神奈川など1都3県に緊急事態宣言が再発令されてから初の連休が始まった9日、首都圏に隣接する静岡県東部の観光地は閑散とした状態が続いた。県内でも新型コロナウイルスの感染拡大が続き、外出の自粛で各地の人の流れはまばら。年明け早々に出ばなをくじかれた観光施設の関係者は、「今回で最後にしてほしい」と切実な表情を浮かべる。
 首都圏からの来場者が全体の半数を占める観光大つり橋の「三島スカイウオーク」。9日は青空に富士山が映える絶好のロケーションが広がったが、いつもはにぎわう観光客の姿が少ない。休日は満車になる駐車場は半分も埋まらず、「1月は閑散期とはいえ、明らかに減っている」という。神奈川県から訪れた男性会社員(55)は「屋外だから感染リスクが少ないと思って来たが、人が少なくて驚いた。誰とも接触せず、気をつけて移動している」と話した。
 週末には観光客の車で渋滞する沼津市の沼津港周辺は、にぎわいが影を潜めた。首都圏ナンバーの車はちらほら目につく。ジェラート店「NUMAZUi」の店員川中裕恵さん(49)は「最近の平日よりも人出が少ない。昼食を取って足早に帰る人もいる」と緊急事態宣言による影響の大きさを指摘した。御殿場市の御殿場プレミアム・アウトレットでも、周辺の道路で交通渋滞はほとんど見られなかったという。
 冬場はカピバラの露天風呂が人気を集める伊東市の伊豆シャボテン動物公園も、人出はまばら。年末年始に例年の6割まで客数が落ち込んだ同市の道の駅「伊東マリンタウン」は、都内の感染者数が1日2千人を超えてから客足がさらに遠のいたという。土産物店「メルローズマーケット」の石原慶子取締役は「今回(の緊急事態宣言)で感染を封じ込めてほしい」と切実な思いを口にした。

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