静岡新聞NEWS

静岡銀行、基幹系システム刷新 スマホ活用、金融サービス拡充へ

(2021/1/5 09:53)

 静岡銀行は4日、預金や融資業務などの基幹系システムを32年ぶりに刷新し、稼働を始めた。スマートフォンを活用した金融サービスの拡充など顧客ニーズに対応した商品・サービスの提供につなげる。
 基幹系システムは顧客の口座管理や送金、資金決済といった銀行の中核業務を支える。2014年から日立製作所と共同開発を進め、外部と連携しやすい「オープン系」と呼ばれる技術を採用した。投資額は400億円超。
 スマホアプリを使って顧客がいつでもどこでもサービスを利用できるようにするなど利便性を高める。新しい商品やサービスも費用を抑えて迅速に開発できるようになる。デジタル技術で既存制度を変革する「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の土台と位置づける。
 インターネットバンキングの拡大や急速なデジタル化など金融環境の変化に対応し、迅速な経営戦略の実現やシステム投資の最適化を目指す。柴田久頭取は取材に「次世代システムの導入により、高品質なサービスを提供していく」と強調した。
 金融庁は金融機関の基幹系システムに関する先進的な取り組みを支援し、昨年には静岡銀のシステムを第1号案件に選んだ。日立は今回の基幹系システムを他の金融機関向けに展開する計画で、既に滋賀銀行が採用を決めた。

静岡経済の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿