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キャンピングカーで安心安全な旅を 静岡空港、誘客へアピール

(2021/1/5 17:00)
静岡空港を出発するキャンピングカー。安心安全な新しい旅行のスタイルとして空港がPRを強化している=2020年12月上旬、牧之原市
静岡空港を出発するキャンピングカー。安心安全な新しい旅行のスタイルとして空港がPRを強化している=2020年12月上旬、牧之原市

 キャンピングカーをレンタルしてコロナ禍でも安心安全な旅を-。富士山静岡空港株式会社が、こうした新しいスタイルの旅行の提案に力を入れている。空港を出発地とするモデルコースを紹介する動画を制作するなど積極的なPRを展開中。静岡県内や就航先などから誘客を図り、停滞する地域経済の活性化を目指している。
 2020年12月上旬、1台のキャンピングカーが空港を出発した。乗り込んだのは島田市の鈴木昂太郎さん(31)ら。川根本町の奥大井でのキャンプを地元の友人7人で楽しむためにレンタルした。「コロナ禍でもこれなら安心」と、意気揚々と車を走らせた。
 車両を貸し出したのは、焼津市の「カーライフショップ ブーブ」。同社によると、昨今のキャンプブームでキャンピングカーのレンタル需要は首都圏を中心に増加傾向にあり、コロナ禍でさらに引き合いが強まっているという。小山昌彦社長(43)はキャンピングカーを活用した旅行について「県内ではまだ認知度が高くない」としつつ、コロナ禍や富士山をはじめとする観光資源を念頭に「これから需要が高まる」とみる。
 新たな旅行の形を提案する空港の取り組みは、「ウィズコロナ」に対応した観光地域づくりを支援する県の補助事業に採択された。補助金を活用し、「キャンピングカー静岡旅」と題した中部編と東部編の2本の動画を制作。モデルの家族が各地の観光地やキャンプ場を紹介する内容で、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。雑誌でも広告記事を掲載するなど、周知を強化している。
 静岡空港は東名高速道牧之原インターチェンジに近いため、スムーズに目的地に行けるメリットもある。同社担当者は「空路とキャンピングカーを使い、感染拡大が顕著な地域を避けながら静岡の旅行を楽しんでほしい」と期待する。

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