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静岡県内求人1倍割れ続く 10月、0.93倍派遣や製造厳しく

(2020/12/1 12:25)
静岡県内と全国の有効求人倍率の推移
静岡県内と全国の有効求人倍率の推移

 静岡労働局が1日発表した静岡県内10月の有効求人倍率(季節調整値)は前月を0・03ポイント上回る0・93倍だった。5カ月連続で1倍を割り込み、労働者派遣や製造を中心に新型コロナウイルス感染拡大の影響で、厳しい雇用情勢が続いている。全国値は0・01ポイント上昇の1・04倍だった。
 新規求人倍率は0・07ポイント低下の1・80倍。新規求人数は2万156人で前年同月より20・8%減少した。
 産業別は建設業が6・8%増で、10カ月ぶりにプラスに転じた。一方、製造業は31・3%減と、輸送用機械器具や生産用機械器具関連の減少が目立った。職業紹介・労働者派遣業は21カ月連続マイナスの54・3%減。宿泊15・5%減や飲食店42・6%減も下落が続いた。
 従業員10人以上規模事業所の人員整理状況は7件331人。6件278人が新型コロナの影響を受け、内訳は製造関係4件167人、宿泊1件78人、労働者派遣関連が1件33人だった。
 静岡労働局の谷直樹局長は「10月は輸送機器関連の海外需要回復や国のGo To関連施策によって、求人に一部持ち直しの動きがみられた」と分析。一方で、11月下旬からの感染再拡大について「雇用への影響を注視していく必要がある」と述べた。

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