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スズキ新型ソリオ、居住性高め家族層照準 オンライン販売拡充

(2020/11/26 08:35)
鈴木俊宏社長(右から2人目)らが新型ソリオの市場開拓戦略を示したオンライン記者会見=25日午前(提供写真)
鈴木俊宏社長(右から2人目)らが新型ソリオの市場開拓戦略を示したオンライン記者会見=25日午前(提供写真)

 スズキが25日に12月の市場投入を発表した新型ソリオは、長所の居住性と安全性能を向上させ、コロナ禍でマイカーでの移動が増えているファミリー層の需要獲得を狙う。厳しい経営環境の中、オンラインの活用で販売態勢を強化し、激化する国内小型ワゴン車市場で競争力を高める。
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 同社の登録車販売台数のうち、ソリオは2019年度で約37%を占める。同日のオンライン記者会見で鈴木俊宏社長は「小型車の重要な柱」と強調。本年度の登録車販売について、新型ソリオ効果で5年連続10万台超えを目指す。
 一方、今回は16年にソリオに搭載した電気自動車(EV)走行が可能なハイブリッド(HV)システムは導入せず、モーターでエンジン走行を補助するマイルドハイブリッドのみとした。鈴木社長は「小型車に適したHVの在り方を考えていく」と述べ、電動化技術の開発を課題に挙げた。
 00年発売のソリオは11年発売の2代目でスライドドアを搭載し、背の高い小型ワゴン車「コンパクトハイトワゴン」の市場を開拓。16年にダイハツがライバル車を投入し、トヨタにOEM(相手先ブランドによる生産)供給するなど、市場は激化の一途をたどる。
 チーフエンジニアの永田和夫氏は、荷室の長さを10センチ伸ばし、前方車両の自動追従機能や室内空気循環器を取り付けるなど「家族向けに快適性、安全性を高めた」と開発方針を示した。販売戦略では「搭載する安全装置を厳選し、車両価格の上昇を抑えた」(商品企画部)ほか、直営代理店の約2割で導入済みのオンラインの販売相談も拡充する構えだ。

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