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自動運転EV、水窪で実験 中山間地運行の課題探る

(2020/11/22 08:50)
助手席に地域住民を乗せ、自動運転で走行する電気自動車(EV)=浜松市天竜区水窪町
助手席に地域住民を乗せ、自動運転で走行する電気自動車(EV)=浜松市天竜区水窪町

 浜松市が採択し、都内と神奈川県の企業が共同で取り組む電気自動車(EV)による自動運転プロジェクトの実証実験が21日、同市天竜区水窪町で始まった。24日まで。市によると、光センサーや高精度3D地図を使用しない自動運転の公道での実証実験は全国初。将来的な中山間地域での運行を見据え、課題を明らかにする。
 実験では、同町中心部の商店街約2キロを複数回往復する。初日はさっそく地域住民が助手席に乗り、自動運転による移動を体験した。車両は時速約5キロでゆっくりと走行し、人や他の車両を検知すると停止した。運転席には安全のため企業担当者が同乗し、状況に応じて手動に切り替えて運転した。
 試乗した女性(86)は「乗り心地は良かった。自動運転が実現すれば、買い物などに行く際に便利だと思う」と話した。
 実験はタジマEV(東京)の超小型EVを使用し、自動運転システム開発のパーセプティンジャパン合同会社(同)とシステムの実装などを行う半導体商社マクニカ(横浜市)が実施している。実験期間中に利用者の反応を調べ、高齢者の移動や物流の手段確保が必要不可欠な中山間地域での実用化に向けた課題を探る。

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