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西浦みかん寿太郎GI登録 沼津特産、静岡県内3件目

(2020/11/19 10:00)
GI保護制度の対象に追加された「西浦みかん寿太郎」。駿河湾沿いの斜面で栽培されている=2018年11月、沼津市の三浦地区(JAなんすん提供)
GI保護制度の対象に追加された「西浦みかん寿太郎」。駿河湾沿いの斜面で栽培されている=2018年11月、沼津市の三浦地区(JAなんすん提供)

 農林水産省は18日、地域に根差した産品のブランドを保護する地理的表示(GI)保護制度の対象に、沼津市の三浦(さんうら)地区で生産される西浦みかん寿太郎を新たに登録した。県内では、三島馬鈴薯(ばれいしょ)、田子の浦しらすに続いて3件目。
 JAなんすんが登録を申請していた。寿太郎は温州ミカンの一種で、駿河湾沿いの北側斜面に位置する水はけの良い火山灰土壌で栽培されている。収穫後、1カ月以上保存・熟成することで酸味を抑え、甘みを引き立たせる伝統的な貯蔵技術が特徴。
 同JAはGIを生かし、首都圏の消費拡大に向けたプロモーションを強化する方針。岡田晃一組合長は「コロナ禍で暗い話題が多い中、生産者の励みになる。産地が三重や愛知にも広がっているので、発祥の地としてアピールし、差別化を図りたい」と話した。
 同制度は地域特性を生かした産品の品質に国がお墨付きを与え、名称を知的財産として保護する。市場に流通する登録品にはGIマークを表示し、他産地との差別化につなげる。

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