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オゾンガス、コロナ対策に サンスバル(静岡市)、不活化に効果

(2020/11/11 20:00)
低濃度オゾン発生器を用いた共同研究=10月中旬、奈良県の同県立医科大
低濃度オゾン発生器を用いた共同研究=10月中旬、奈良県の同県立医科大

 ビルメンテナンス業のサンスバル(静岡市清水区)は10日までに、自社で扱う市販機器が噴出する低濃度オゾンガスに、新型コロナウイルスを不活化する効果があると確認した。奈良県立医科大との共同研究で明らかにした。
 ウイルスが付着したガラス製平皿を置いた約40リットルの密閉容器で実験した。オゾン発生器を人体に影響がない濃度(0・05ppm)で16時間稼働させた結果、未稼働時のウイルスと比べて99・99%以上が無害化した。
 オゾンは元々、細菌やウイルスの毒性を失わせる力がある。今回の実験で新型コロナウイルスへの効果も立証し、急速に膨らむ感染症対策ニーズにオゾン発生器の利用を提案しやすくした。
 同社は7月にオゾンガス発生器を用いた空間清掃事業に参入。低濃度オゾン発生器2種を販売するほか、終業後に無人の事務所や店舗といった広い容積の室内を高濃度オゾンで除菌・消臭するサービスも手掛けている。武田孝之社長は「業務用の高濃度発生器での効果も早期立証し、関連業界を活性化させたい」と話す。

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