裾野のトヨタ実証都市 2021年2月23日着工、社長方針表明

 トヨタ自動車の豊田章男社長は6日、裾野市内に建設する実証都市「コネクティッド・シティ(ウーブン・シティ)」について、富士山にちなんで2021年2月23日に着工する方針を示した。同日にオンラインで行った20年9月中間連結決算の説明会で明らかにした。

裾野市内に建設する実証都市「コネクティッド・シティ」のイメージ
裾野市内に建設する実証都市「コネクティッド・シティ」のイメージ

 豊田社長は「プロジェクトは着実に進捗(しんちょく)している」と強調。着工日は「富士山(の語呂合わせ)という単純な理由」とし、「富士の裾野に未来の新しい都市を造る。2月23日にくわ入れをするスケジュール感で進んでいる」と述べた。
 実証都市にはまず、高齢者と子育て世帯、「発明家」の360人程度が入居する計画という。
 豊田社長は「発明家を一緒に住まわせることで、高齢者と子育て世代の社会課題解決に向けた発明をタイムリーに起こしたい」と説明した。
 まちの区画は150メートル四方が基本的な単位になることも明らかにした。
 同社によると、実証都市での多業種との連携では4千の個人・法人からパートナーへの応募があるという。
 豊田社長は都市の姿について「実証実験の場なので、どこまで行っても未完成」との認識を示した。
 今回の表明を受け、裾野市の高村謙二市長は「社長から着工日程を具体的に2月23日の『富士山の日』と話があったことは喜ばしい。プロジェクトが円滑に進むよう市としてもしっかりと連携・協力していく」と期待した。

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