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“珠玉”イチゴきらぴ香初出荷 長雨、猛暑乗り越え…JA伊豆の国

(2020/10/16 09:59)
きらぴ香を初出荷した堀井さん=伊豆の国市のJA伊豆の国韮山野菜集出荷場
きらぴ香を初出荷した堀井さん=伊豆の国市のJA伊豆の国韮山野菜集出荷場

 静岡県内有数のイチゴ産地のJA伊豆の国管内で15日、きらぴ香の出荷が始まった。JAによると、県内で今季初出荷。昨年10月の台風19号や梅雨の長雨、8月の猛暑を乗り越え、真っ赤に色づいた実を来年5月ごろまで県内外に届ける。
 伊豆の国市長崎の生産者堀井一雄さん(63)が先陣を切って65パックを同市の同JA韮山野菜集出荷場に搬入した。堀井さんによると、苗の生育が心配されたが、味、糖度ともに良好という。堀井さんは「収穫期は半年以上ある。量が採れればうれしい」と期待した。
 同JA苺(いちご)委員会の生産者は140人で、約29ヘクタールできらぴ香と紅ほっぺを栽培している。紅ほっぺも今月末に出荷が始まる予定。12月中旬にピークを迎え、約385万パックの出荷を見込む。
 昨年10月の台風19号では堀井さんを含め多くの生産者が被害を受けた。昨年末までの出荷量は前年の約6割にまで落ち込んだが、年明けから盛り返して最終的に前年と同水準に戻ったという。JAの担当者は「昨季は生産者の底力が見られた。今年もクリスマス需要に向けて期待したい」と話した。

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