静岡マルイ3月閉店 競争激化、コロナで低迷 モディは存続

 JR静岡駅北口近くの大型商業施設「静岡マルイ」(静岡市葵区)が2021年3月下旬に閉店することが1日までの取材で分かった。駅前商業エリアの競争激化に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが低迷していたとみられる。隣接する丸井グループの商業施設「静岡モディ」は営業を続ける。

2021年3月下旬に閉店が決まった静岡マルイ=1日午後、静岡市葵区
2021年3月下旬に閉店が決まった静岡マルイ=1日午後、静岡市葵区
静岡マルイ、静岡モディ
静岡マルイ、静岡モディ
2021年3月下旬に閉店が決まった静岡マルイ=1日午後、静岡市葵区
静岡マルイ、静岡モディ

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 旧丸井静岡店B館をリニューアルした静岡モディの1館体制に集約して経営の効率化を図る。
 静岡マルイは1969年、「丸井静岡店」としてオープン。売り場を増設して95年にA、Bの2館体制にした。2016年に幅広い年代を呼び込むため、A館を静岡マルイ、B館を静岡モディとして全館リニューアルし、若者を中心に街中のにぎわい創出の一端を担っていた。
 一方、ことしに入って新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けて、営業時間の縮小などを余儀なくされていた。同市中心市街地を巡っては7月、別の駅前再開発ビル内にあった大型書店が撤退するなど、中心街の地盤沈下が懸念されている。
 丸井は静岡県内に沼津、清水、浜松店を展開していたが、04年までに撤退した。丸井グループは静岡新聞社の取材に「静岡マルイの跡地に関しては未定。静岡モディの1館体制で顧客ニーズに対応した店づくりを続ける」(広報室)と語った。

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