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救助や支援のノウハウ共有 ヤマハ発が防災ライダープロジェクト

(2020/9/23 11:10)
クラウドファンディングの目標額達成後、賛同者に届ける「FIST-AID」のステッカー(ヤマハ発提供)
クラウドファンディングの目標額達成後、賛同者に届ける「FIST-AID」のステッカー(ヤマハ発提供)

 地震や台風など災害が相次ぐ中、ヤマハ発動機は、二輪ライダーが災害に関する経験やノウハウを共有する「防災ライダープロジェクト」を今月から始めた。ライダーだからこそできる対応や有事に現場で生かせるアイデアを投稿で募った小冊子発行やステッカーを制作し、防災機運を高める。
 プロジェクトは「防災ライダーFIST―AID(フィスト・エイド)」。初の試みとなるクラウドファンディング(CF)で活動資金を募っている。行政の救助や支援が限られる中、バイクの機動力やライダーの日ごろからの安全意識をフル活用し「大切なものは自らの手で守る」との意味を込めたという。
 専用サイト「マクアケ」を通じて展開中のCFは11月29日まで。目標金額500万円に対し、22日夕時点で賛同者390人から約397万円が集まった。達成後は、集まった投稿を集約した「みんなでつくる防災ライダー100のテクニック」、ヘルメットなどに張る共通ステッカー、トラブル時に役立つ車載道具セットの中から賛同者の選択品を贈る。支援金は教習所やバイク防災訓練活動にも還元する。
 バイクの国内需要が1982年の約327万台から、2018年に約37万台と大きく減少する中、ライダーの知識や経験の継承も狙いにある。ヤマハ発の担当者は「新たなアプローチで、バイクと接点が無い未来のライダーへの関心にも結び付けたい」と話す。

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