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敬老の日商戦、巣ごもり前面 健康器具売れ筋 静岡県内

(2020/9/20 10:42)
コロナ禍で自宅で楽しめる健康グッズが好調な敬老の日の売り場=17日午後、静岡市葵区のノジマ新静岡セノバ店
コロナ禍で自宅で楽しめる健康グッズが好調な敬老の日の売り場=17日午後、静岡市葵区のノジマ新静岡セノバ店

 21日の敬老の日に向け、県内小売店のギフト商戦が盛況となっている。新型コロナウイルスの感染収束が見通せず、外出や帰省を控える傾向が続いていることから、「おうち時間の充実」「健康」などがキーワードに。ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を気づかいながら思いを届けてもらおうと、各店がPRに力を注いでいる。
 静岡市葵区の家電量販店ノジマ新静岡セノバ店は、マッサージ器や電流で筋肉を刺激して体を鍛える健康器具が前年の2倍近くの売れ行き。高橋正浩店長は「家で過ごす時間が長くなり、健康面やコロナ太りを心配する人が増えている」とみる。
 体重や骨密度などを計る「体組成計」をプレゼントしようと訪れた市内30代の夫婦は「両親が外出を控えるようになった。毎日の体の変化を察知してもらえたら」と語った。
 遠鉄百貨店(浜松市中区)は、自宅で家族と一緒に敬老の日のお祝いをしてもらおうとちらしずしや、松茸(まつたけ)、栗など秋の味覚が入った弁当の販売に力を入れている。ネットで注文を受け付け、店頭で受け取ることができるため、「人混みを避けて、短時間で購入できるスタイル」(担当者)と人気が高まっているという。
 松坂屋静岡店(静岡市葵区)によると、今年は、体への締め付けが少ない肌着類や、自宅でおしゃれができるカラーやトリートメントなどのヘア関連商品、湯を注ぐと茶葉がグラスの中で花のように開く「工芸茶」など、家でリラックスして過ごす「巣ごもりグッズ」が売れ筋という。担当者は「おじいちゃん、おばあちゃんに気軽に会うことができなくなっているだけに、例年より少し奮発して上ランクのものを贈る傾向がうかがえる」と話す。

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