静岡新聞NEWS

試薬計測感度10倍以上に 浜ホト、イムノクロマトリーダ

(2020/9/18 12:47)
計測感度を従来の10倍以上に高めた「イムノクロマトリーダC10066-60」=17日午前、浜松市中区
計測感度を従来の10倍以上に高めた「イムノクロマトリーダC10066-60」=17日午前、浜松市中区

 浜松ホトニクスは17日、インフルエンザウイルスなどの検査で多用されるイムノクロマト試薬の蛍光を読み取る装置の改良版「イムノクロマトリーダC10066-60」の受注を10月1日に開始すると発表した。コロナ禍で検査精度の高い試薬の研究開発が進む中、独自の信号処理と光学設計技術で計測感度を従来品の10倍以上に高めた。
 イムノクロマト法は血液や鼻腔(びくう)拭い液などの検体に含まれる抗原や抗体の有無を判定する検査手法で、インフルエンザやアレルギー検査をはじめ妊娠検査でも利用される。新型コロナウイルス検査のPCR法に比べ感度は低いが、操作が簡単で15分程度で結果が出るのが特長。
 新製品は、独自技術で照射光と信号量を増幅させ、ノイズの低減にも成功。測定結果のばらつき指標は業界最高水準を誇る。診断精度を高めたことで、コロナ検査への活用拡大も進むと期待される。
 国内外の試薬メーカーの受注をはじめ、病院やクリニック向けの相手先ブランドによる生産(OEM)供給にも対応。税抜き100万円。1年目が年100台、3年後は年500台の販売を目指す。
 

静岡経済の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿