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ROKI、浜北にマスク工場新設へ フィルター技術で社会貢献

(2020/9/3 08:35)
ROKIが浜松市浜北区に新設するマスク専用生産工場の完成イメージ図(ROKI提供)
ROKIが浜松市浜北区に新設するマスク専用生産工場の完成イメージ図(ROKI提供)

 浜松市天竜区の自動車・二輪車用フィルターメーカー「ROKI」(島田貴也社長)は来春、マスク専用の生産拠点を同市浜北区中瀬に新設する。約60年間のフィルター製造で培った技術を生かし、医療用・一般用の高機能サージカルマスクなど毎月最大で約2千万枚を量産する。コロナ禍で不足が懸念される国内産の自給率向上につなげる。
 新工場は同社浜松工場に隣接する敷地内の倉庫跡に整備する。2021年3月末までの完成、4月稼働を目指す。延べ床面積約3700平方メートルで、1日平均の生産能力は約100万枚を見込む。医療現場で使う高機能サージカルマスクなどを量産するほか、長期的にはフィルター製造技術を生かした独自のマスク開発にも取り組む。
 設備投資額は約26億円で、国の補助金採択を受けた。市によると、コロナ禍でのマスク専用工場新設は市内初。市は稼働後に補助金を交付する方針。
 2日、市役所に鈴木康友市長を訪ねた島田社長は「知見と技術を応用し、最高レベルのマスク作りに挑む」と強調した。国産マスクの生産態勢強化の必要性を踏まえ、「社会的責任を感じている。有事における地域連携や貢献活動を進めたい」と意気込みを語った。

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