求人0.90倍に下降 静岡県内7月、2カ月連続1倍割れ

 静岡労働局が1日発表した県内7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0・06ポイント低下し0・90倍と2カ月連続で1倍を下回った。全国値は0・03ポイント下降の1・08倍。新型コロナウイルス感染拡大の影響で製造や観光関連業の求人減が目立ち、雇用情勢が悪化している。

有効求人倍率 静岡県内と全国の推移
有効求人倍率 静岡県内と全国の推移

 業種別の求人は、製造業が前年同月比48・3%減で20カ月連続のマイナス。製造業の業績悪化が波及する形で職業紹介・労働者派遣業は68・3%と減少幅が大きかった。宿泊業・飲食サービス業が44・9%減、卸小売業37・1%減。
 地域別の求人倍率(実数値)は、県西部が0・76倍、東部は0・90倍、中部0・98倍と2013年11月以来6年8カ月ぶりに3地区全てで1倍を割った。ハローワーク別では磐田や掛川、焼津が0・6倍台と落ち込んだ。
 事業主都合の離職者は前年同月の1・8倍にあたる1595人と急増し、労働者派遣や製造業の離職が多くを占めた。
 谷直樹局長は「感染拡大を受けた生産調整や先行き不安感から求人を控える動きが続き、雇用情勢は厳しさを増している」と話した。
 

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