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三島馬鈴薯、過去最高の平均単価 コロナ影響、家庭内消費増

(2020/8/29 16:00)
平均単価が過去最高を記録した三島馬鈴薯=三島市の選果場
平均単価が過去最高を記録した三島馬鈴薯=三島市の選果場

 例年、全国一の高値を付ける三島市特産の三島馬鈴薯(ばれいしょ)の出荷がこのほど終了した。JA三島函南によると、今夏は長雨によりジャガイモの供給量が全国的に減ったほか、新型コロナウイルスの影響で家庭内消費が増加し、平均単価は昨年の2倍で過去最高を記録した。
 出荷量は347トンで前年比76・6%に落ち込んだものの、10キロの平均単価は206・9%の3729円となり、売上高も6割増の約1億3千万円を計上した。今夏は収穫の開始が例年よりも早かったが、7月の長雨で全国的に供給が停滞したことで取引価格が下がらなかったという。コロナによる外出の自粛で、スーパーや量販店での引き合いが伸びたことも影響した。
 三島馬鈴薯は手掘りのため傷が少なく、10日前後の風乾を行うことで腐敗や劣化が少ないジャガイモとして全国的に高評価を受ける。傷物や変形などの下等級品はコロッケやビールの原料に使用され、ご当地グルメとして定着している。同JAは「7月の雨に苦戦したが、今年も良いジャガイモができた」と話している。

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