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茶園管理「見える化」 ICTで生産性向上へ

(2020/8/21 14:34)
データを「見える化」した新システム=掛川市のカワサキ機工
データを「見える化」した新システム=掛川市のカワサキ機工

 製茶機械メーカーのカワサキ機工(掛川市)と都内のIT企業がこのほど、情報通信技術(ICT)を活用した茶園管理サービスを共同開発した。茶葉を刈り込む高さ、農薬散布量など作業情報をオンライン上で記録・管理を一元化し、生産性向上につなげる。
 サービス名は「カワサキスマートコネクト」。農業支援クラウドサービスなどを手掛けるライブリッツと共同開発した。
 茶園の場所や面積を事前登録し、GPSなどのシステムを備えた摘採機や防除機を稼働させると、作業時間、場所などのデータをオンライン上の農業日誌「Agrion(アグリオン)」に転送する仕組み。スマートフォンで作業データを入力したり、確認したりすることもできる。
 茶業は担い手の高齢化、人手不足が課題となっている。これまではノートに手書きで記す茶農家が多かったが、ICTを活用して生産管理を「見える化」することで、経験が少ない人でも作業の合理化を図ることができるという。
 カワサキ機工の担当者は「茶業を次世代に継承していくためにも、ICT技術を活用してほしい」と語った。

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