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コロナ禍、資金確保に一服感 7月保証承諾額減少 静岡県内

(2020/8/12 07:48)
県信用保証協会の保証承諾状況
県信用保証協会の保証承諾状況

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて広がった静岡県内中小企業の運転資金確保の動きに一服感が出てきた。県信用保証協会によると、7月の保証承諾額は前月比17%減の1446億円、件数は15%減の1万346件と、コロナ禍で資金需要が急速に高まった4月以降、初めて減少に転じた。
 保証承諾額は前年同月比では9・3倍、件数も6・2倍と大きく上回ったが、6月に比べるといずれも減少した。経済活動の再開に加え、国や金融機関による積極的な支援策で当面の資金手当てが進んだためで、同協会は「ピークは越えた」とみている。
 7月の保証申し込みも6642件と、6月の1万250件から3割以上減った。8月の承諾額はさらに下回る公算が大きい。
 新型コロナの感染拡大で資金繰りに窮した企業は多く、承諾額は4月1321億円、5月1725億円、6月1743億円と増加が続いていた。
 ただ、新型コロナの感染収束の見通しは立たず、ここ最近の感染者数増加で再び融資を求める動きが広がる可能性もある。同協会の担当者は「今後も一定の水準で推移するとみられるが、感染状況次第で資金需要は大きく変化する」と指摘する。

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