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アウトレット建設白紙 島田・旧金谷中跡地 市、事業者計画断念

(2020/8/7 15:00)
アウトレットモールの建設が予定されていた旧金谷中跡地(中央前)=7日午前10時、島田市(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
アウトレットモールの建設が予定されていた旧金谷中跡地(中央前)=7日午前10時、島田市(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
アウトレットモール建設予定地(旧金谷中跡地)
アウトレットモール建設予定地(旧金谷中跡地)

 島田市金谷富士見町の市有地(旧金谷中跡地)への民間事業者によるリゾート型アウトレットモール建設計画について、同市と事業者側は7日までに、新型コロナウイルス感染症の影響などにより事業継続が困難であるとして、事業を中止することで合意した。同日、染谷絹代市長が市議会全員協議会で説明した。
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 事業者は統合の杜研究所と八ケ岳モールマネージメント(いずれも東京都)。市と県が実施した公募型プロポーザルで選定され、2018年に市と土地(約5・5ヘクタール)の賃貸借契約を締結、アウトレット店や健康関連施設などが計画されていた。
 賃貸借期間が開始する20年4月ごろの着工、21年春の開業を目指していたが、市が19年に計画の遅れを表明し、着工が見通せない状況となっていた。
 染谷市長は「新型コロナの影響がいつどのように落ち着くのか全く不透明。当初の条件で目的を達成できる事業モデルを組み立てることが難しくなった」などと事業中止の理由を説明した。
 旧金谷中跡地は「ふじのくに茶の都ミュージアム」がある牧之原台地の一角。1977年に中学校が移転して以降活用法が決まらず、2008年に県、市による産業展示施設の建設構想が発表されたものの白紙になった経緯がある。県が新たに「空港ティーガーデンシティー構想」の一角と位置付け、民間活力による開発を目指していた。

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