静岡新聞NEWS

ヤマハ発動機 11年ぶり最終赤字 世界で二輪販売減

(2020/8/7 08:03)

 ヤマハ発動機が6日発表した2020年6月中間連結決算は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う二輪販売などの大幅減で、最終損益が27億5800万円の赤字(前年同期は519億6900万円の黒字)だった。中間期の赤字はリーマン・ショック後の09年(747億円の赤字)以来11年ぶり。
 売上高は前年同期比19・9%減の6854億9900万円で4年ぶりの減収。営業利益は72・3%減の190億8700万円で2年連続、経常利益も70・5%減の207億4300万円で3年連続でともに減益となった。オンラインによる決算説明会で日高祥博社長は「主要商品の出荷台数は4~5月を底に回復に転じているが、地域によって回復スピードに差がある」と語った。
 主力の二輪事業を含むランドモビリティの売上高は23・7%減の4290億円。世界的なロックダウンによる需要減、工場停止の影響を受けた。中でも主力市場のインドネシア、フィリピン、インドといった新興国の落ち込みが響いた。
 マリン事業は16・3%減の1670億円。第1四半期の船外機の生産調整に加えて、コロナによる北米工場の操業停止などで販売台数が減少。ロボティクス事業も自動車分野の投資が抑制された。
 同社は4~6月に金融機関から2700億円の資金調達を行ったことも明らかにした。

静岡経済の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿