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浜松ホトニクスが2回目の下方修正 9月期予想、コロナ禍響く

(2020/8/6 11:45)

 浜松ホトニクスは5日、2020年9月期の連結業績予想を下方修正した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月以降続いた製品の出荷停止や納期延伸、営業活動の制限などが響き、通期として8年ぶりの減収減益を予想する。
 5月の中間決算発表時に続く下方修正で、2度の下方修正は09年9月期以来11年ぶり。新型コロナ影響は約90億円の減収要因になると推計した。
 通期の売上高は前回予想に比べ6・1%減の1386億円、経常利益は14・9%減の212億円、純利益は15・9%減の153億円を見込む。4月以降、歯科用センサーの売り上げが急減し、世界的な自動車生産の減少で検査用エックス線光源なども減少した。一方、PCR・血液検査用センサーの需要が拡大するなど、医用分野の一部製品の売り上げが増加している。
 森和彦取締役管理部長は7~9月について「各国の経済活動の再開でほぼ下げ止まりが予想されるが、欧米の感染拡大が鈍化しておらず、現時点では回復傾向は弱い」と分析。本格的な回復は「21年4月以降になるだろう」との認識を示した。
 同日発表した19年10月~20年6月期連結決算は、売上高が前年同期比4・4%減の1032億5400万円、経常利益が16・6%減の166億6400万円、純利益は20・1%減の121億7500万円で、8年ぶりの減収、2年連続の減益となった。

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