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静岡県内求人 1倍割れ 6月0・96倍 6年5カ月ぶり

(2020/7/31 16:01)
県内と全国の有効求人倍率の推移
県内と全国の有効求人倍率の推移

 静岡労働局が31日発表した6月の県内有効求人倍率(季節調整値)は0・96倍で、前月に比べ0・10ポイント低下した。有効求人倍率が1倍を割り込むのは2014年1月以来、6年5カ月ぶりで、前月比マイナスは6カ月連続。新型コロナウイルス感染拡大の影響で求人減や事業主都合の離職増が続き、非正規労働者を中心に雇用情勢は厳しさを増している。
 業種別新規求人(実数値)は、製造業の落ち込みが目立ち、前年同期比43・9%減となり19カ月連続で下降した。製造業関連の派遣需要の低迷を受け、職業紹介・労働者派遣業は78・3%減と大幅に下降した。宿泊飲食は30・8%減、卸小売業31・5%減だった。
 地域別の有効求人倍率は、県西部が0・79倍、東部は0・92倍で、それぞれ1倍を割り込んだ。中部は1・05倍だった。
 雇用の冷え込みを受け、事業主都合の離職者も前年同月比2・1倍の1614人と増加。1事業所あたり10人以上規模の人員整理は5件214人あった。うち2件は派遣事業で、新型コロナ感染拡大を受けた人員整理だった。
 谷直樹局長は「派遣など非正規の雇い止めが目立ち、先行き不透明感から求人を見合わせている事業者も多い。感染拡大が続くなど雇用情勢好転につながる要因は乏しく、就労支援を強化していく」と話す。

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