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浜松の企業、警戒度引き上げ クラスターへ対応策 移動や会食の自粛強化【新型コロナ】

(2020/7/30 10:20)

 浜松市中区の飲食店2店で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したことを受け、同市内の大手企業が社員の移動や会食の自粛など外部接触回避策を強化している。6月下旬に政府が移動自粛要請を解除した後も各社は出張を控えるなど慎重な姿勢を取ってきたが、地元での緊急事態にさらに警戒を強める。
 ▶感染者数市町別内訳・マップ
 JR浜松駅前に本社事務所がある浜松ホトニクスは27日、同事務所の社員約150人を対象に、自社の工場や研究所に原則行かないように通知した。公共交通機関での通勤者が多いため、社員の移動による感染リスクを抑える目的。市中での飲酒を伴う会食を控えるようにも求めた。8月からは在宅勤務の割合も増やす方針だ。
 遠州鉄道も不要不急の社外訪問や社内での来客対応をグループ全体で原則禁止にした。8月7日までの措置で、状況により延長を検討する。担当者は「これまでも全社で感染防止に取り組んできたが、より一層『自分事』になっている」と社内の変化を挙げる。
 スズキは市がクラスター発生を確認した24日と連休明けの27日の2回、感染の恐れがある場所に行かないよう全社員に通知した。ヤマハも社内外での飲食を伴う会合への出席禁止を継続する。
 共和レザーの担当者は8月に感染が収束しない場合をにらみ、「帰省や旅行を含め、夏季休暇中の社員の行動についても対応を考えていかねば」と課題を挙げた。

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