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富士ほうじ茶日本一へ ブランド化、方向性検討

(2020/7/16 09:23)
ブレンド割合の異なるほうじ茶を試飲する倉橋佳彦さん(左端)ら=15日午後、富士市の市消防防災庁舎
ブレンド割合の異なるほうじ茶を試飲する倉橋佳彦さん(左端)ら=15日午後、富士市の市消防防災庁舎

 2020年度から富士市と地元茶農家が取り組む「富士のほうじ茶ブランド化事業」の初会合が15日、同市の市消防防災庁舎で開かれた。“日本茶バリスタ”倉橋佳彦さん(32)らを招いた試飲会を行い、ブランド化の方向性を検討した。
 事業は、同市特産の茶が県内他産地より低迷する状況やほうじ茶需要の高まりを受け、自園自製自販の農家が多い特徴を生かして茶農家自らが一番茶を使った日本一のほうじ茶作りに挑む。茶産地で全国初の取り組み。
 会合には茶農家やコンサルティングを担うJTBパブリッシング社の担当者が顔合わせをした。これまでの試作状況を報告し、荒茶を茶葉と茎に選別し、別々に焙煎(ばいせん)してブレンドする方向性が示された。
 試飲では、茎と茶葉の割合を変えた3種類のほうじ茶や多様な食材との相性を試した。茎だけで入れた茶を評価した倉橋さんは「比べなくても光るお茶は分かる。渋み、苦みが強いほうじ茶は好まれない」などと意見を述べた。今後は、茎を十分焙煎した茶を軸に早期に基本の茶を作って展開案を検討し、21年度の製品化を目指す。
 東京・浅草のカフェで日本茶を発信する倉橋さんは「生産者のほうじ茶作りに期待している。ぜひ一緒に取り組みたい」と話した。

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