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熱海港遊休市有地、ホテル建設取り下げ 東急不動産提案

(2020/7/11 08:07)
東急不動産が会員制ホテルの建設を提案していた遊休市有地=10日午前、熱海市
東急不動産が会員制ホテルの建設を提案していた遊休市有地=10日午前、熱海市

 熱海市は10日、熱海港の遊休市有地(同市和田浜南町)の活用策として東急不動産が提案していた会員制ホテルの建設について、新型コロナウイルスの感染収束の見通しが立たないことなどから、同社が提案を取り下げたと発表した。
 市は民間からの利活用提案の受け付けをいったん停止し、各方面の意見を基に提案内容の条件を整理した上で、再度募集する方針。
 市によると、同社は約1万400平方メートルの敷地に地上6階建て、地下1階建て、客室数約180室のホテル建設を昨年3月に提案。52年間の一般定期借地権で、年間2400万円の賃料を提示していた。本年度中に地元説明を行い、来年の着工を目指していた。しかしコロナの影響で工期の遅れなどを懸念し、提案を取り下げた。
 当該地付近は熱海の代表的な観光イベント「熱海海上花火大会」の打ち上げ場所で、ホテルが立つと保安距離が確保できなくなり、規模縮小につながりかねないとして、観光関係団体などから反発の声が上がっていた。
 市は昨年7月、市民や関係団体との意見調整を条件に同社の提案を採用したが、その後の進展は見られなかった。当該地の利活用について、同社は取材に「市から提案公募があれば、改めて検討させていただきたい」とコメントした。

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