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アステクノス(静岡市)、マスク製造装置開発 備蓄需要見込む

(2020/7/11 08:47)
アステクノスが開発したマスク製造装置=静岡市駿河区
アステクノスが開発したマスク製造装置=静岡市駿河区

 産業用装置メーカーのアステクノス(静岡市駿河区)はマスク製造装置を開発し、国内の企業向けに販売を始めた。マスクの品薄は解消しつつあるが、新型コロナウイルスの感染防止対策が各所で続くなど需要は根強い。ものづくりの現場で培ったノウハウを生かし、安定供給を後押しする。
 使い捨てのプリーツマスクを製造する。1分当たりの生産能力は30枚と60枚の2種類がある。コストは1枚当たり10円以下という。不織布や耳ひもといった材料の供給ルートも確保した。
 多くの従業員を抱える大企業や、食品、医薬品、化粧品業界を主なターゲットと位置付ける。新型コロナの長期化でマスクは通年で需要が見込まれる。「今後も企業が自社で生産したり、備蓄したりする動きが広がる」(有我敦司社長)とみて開発に着手した。
 コロナ禍で多くの企業がマスク製造に参入する一方、出回っている中国製のマスク製造装置は稼働率の低さがネックとされる。日本製を前面に打ち出し、メンテナンス対応も充実させて差別化を図る。
 同社は自動車関連メーカー向けの装置を中心に設計から加工、組み立てまで一貫して手掛ける。有我社長は「コロナの影響で本業の受注が先送りになっているケースもある。マスク製造装置をきっかけに新規取引を増やしていきたい」と話す。

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