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ベトナムで農業参入 浜松IT企業・シーポイント、カカオ普及にICT

(2020/7/10 11:50)

 IT関連サービスのシーポイント(浜松市中区)が、海外農業ビジネスに参入した。無農薬栽培のカカオと高品質のチョコレートを生産販売するベトナムの企業と提携し、日越両国で普及を図る。情報通信技術を活用し、高効率の農業生産モデル確立を目指す。
 同国南部バリアブンタウ省のアマゾンフーズ社と提携して日本での販売権を獲得。今年2月に浜松市や沖縄県の百貨店で、国際的な品評会で入賞した同社のチョコレートを販売した。粉末カカオと合わせて食品メーカーや小売店向けに販売促進に努め、2021年度をめどに日本で専門店を開く予定。
 構想では国内に加工工場も設置し、5年後に日越でのカカオ取扱量500トンを目標に掲げる。
 約10年前からベトナムに進出するシーポイントの野沢浩樹社長が、同国で成長が見込まれるカカオ産業に着目した。今後、現地の農業事業者や日本の企業、大学と連携し、センサーや自動運転技術を活用した農場管理システムの構築に取り組む。野沢社長は「本業のITも今回の農業も『地域を元気にしたい』という思いが根本にある。新産業を創出して現地の生産者や企業を支援し、共に成長したい」と意気込む。

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