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来春新卒採用「変えない」55% 3割は「状況次第」 静岡県内

(2020/7/3 12:10)
新型コロナによる採用計画変更の有無
新型コロナによる採用計画変更の有無

 静岡県内経済団体や大学などで組織する「しずおか産学就職連絡会」はこのほど、県内企業などを対象にした2021年春の新卒採用実態調査を発表した。新型コロナウイルス感染拡大後の調査で、採用予定数を当初計画から「変えない」とした企業は、3月下旬時点から20ポイント以上減少し、55・1%だった。同連絡会は「コロナの状況次第で今後、採用を絞り込む動きが進む可能性がある」とみる。
 採用予定人数を「今後の状況による」とした企業は33・7%。3月下旬に同連絡会事務局の就職支援財団(静岡市)が実施した調査より16・7ポイント増えた。「減らす」は7・2%、「増やす」は2・2%だった。
 新型コロナの具体的な採用活動への影響(複数回答)は「学生との接触機会の減少」が79・7%で最多。「選考スケジュールの遅延」が52・8%。「そもそも本業への影響が大きい」が39・0%となり、「選考方法の変更」37・1%や「エントリー数の減少」22・5%を上回った。
 今年入社した20年春採用については、採用計画人数が「充足しなかった」が前年比7・5ポイント減の52・2%。依然、計画未達の企業が多いものの、採用活動の厳しさを指摘する意見は減少傾向にあり、同連絡会は「新卒の採用難に底打ち感がみられる」とした。
 調査は20年4~5月に実施し、県内477社と入社3年以内の社員238人から回答を得た。

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