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ウナギ、安くなるかも? 稚魚、過去最高2年前に比べ「半値」に

(2020/7/1 08:14)
シラスウナギの池入れ数量と平均取引価格
シラスウナギの池入れ数量と平均取引価格

 ニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」の2020年漁期(19年12月~20年5月)で、1キロ当たりの平均取引価格は前年を34・2%下回る144万円だったことが30日、水産庁への取材で分かった。過去最高の299万円だった2年前に比べると、半値以下の水準になり、高騰しているウナギの値段が安くなる可能性も出ている。
 稚魚を池で育てて出荷する養鰻(ようまん)業者が国内漁師から仕入れた価格と、海外から輸入した値段の平均値。静岡や愛知、宮崎、鹿児島など主産地7県の取引価格をまとめた。国内外とも豊漁で、大幅に下がったという。
 静岡県内で水揚げした稚魚の取引価格は1キロ当たり100万円で始まり、漁期最終盤は30万円まで下がった。
 20年漁期に養鰻業者が池入れした稚魚は20・1トンで、前年より32・2%増加した。国内採捕量は過去最低だった前年の3・7トンから4・6倍の17・1トンに急増し、輸入量は前年の11・5トンから3・0トンに減った。
 ニホンウナギは絶滅が危惧され、国内の池入れ量は上限21・7トンに定められている。

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