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サクラエビ禁漁破り 静岡県桜えび漁業組合が初めて謝罪 実石組合長「事実を真摯に受け止め反省する」

(2020/7/1 07:20)
サクラエビ春漁での自主禁漁区破りについて、情報連絡会の冒頭に謝罪する実石正則県桜えび漁業組合長(手前から2人目)ら=30日午後、静岡市清水区の由比港漁協
サクラエビ春漁での自主禁漁区破りについて、情報連絡会の冒頭に謝罪する実石正則県桜えび漁業組合長(手前から2人目)ら=30日午後、静岡市清水区の由比港漁協

 静岡県桜えび漁業組合(実石正則組合長)は30日、春漁中の5月22、24の両日に由比港漁協所属の漁船団が自主禁漁区の駿河湾奥で操業した問題について「違反した操業が行われ誠に遺憾。事実を真摯(しんし)に受け止め反省する」と謝罪した。
 漁協で開いた漁業者や有識者による情報連絡会の冒頭、実石組合長ら組合幹部3人が「申し訳ありませんでした」と頭を下げた。実石組合長が公の場で操業の誤りを認めたのは初めて。
 ただ、閉会後の記者会見で実石組合長は24日の禁漁破りについては「船主などに聞き取りをしたが確認が取れなかった」と説明。再調査は行わない考えを改めて示し、再発防止のため「漁業者全員に自主規制の周知徹底を行う」などと述べた。
 会見に同席した原剛副組合長は、22日に自ら禁漁区内で操業したことを認め「群れの反応を探していて(禁漁区に)入ってしまった」と釈明した。
 22日には漁期中最高の5・3トンの水揚げがあった。実石組合長が24日の操業を認めなかったことに、船主の1人は漁への信頼回復のため徹底した再調査が必要との認識を示した。県は一連の事実関係を確認するとし、川勝平太知事は「漁業者は自浄作用を持っている。信頼している」と語っていた。

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