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コロナ不況、方針示す スズキなど株主総会 静岡県内

(2020/6/26 17:04)
スルガ銀行の株主総会会場に入る株主ら=26日午前9時ごろ、沼津市のプラサヴェルデ
スルガ銀行の株主総会会場に入る株主ら=26日午前9時ごろ、沼津市のプラサヴェルデ

 県内に本社や主要拠点を置く3月期決算の上場企業の株主総会が26日、集中日を迎えた。静岡新聞社の集計では、全体の4割強に当たる17社が開催する。新型コロナウイルス感染拡大で企業を取り巻く環境が厳しさを増す中、各社は取締役選任議案の提出や業績報告などを行い、危機への対応や今後の経営方針を示した。
 スルガ銀行は沼津市のプラサヴェルデで定時株主総会を開いた。新型コロナ感染防止のため、株主には議決権の事前行使で来場自粛を求めたほか、会場で誘導する社員はマスクとフェースガードを着用。座席の間隔も空けるなどした。シェアハウスなど投資用不動産への不正融資問題で経営陣の責任が問われた昨年に比べて出席者はやや少なかったが、午前9時の受け付け開始前には入り口に多くの株主が並んだ。
 有国三知男社長は冒頭で「円滑、効率的な議事運営に努め、感染リスクを最小限に抑えたい」と述べ、株主にも協力を呼び掛けた。
 議案審議では、有国社長が会長に退き、後任に嵯峨行介副社長が昇格する新たな経営体制などを諮った。
 スズキは浜松市中区のホテルで株主総会を開き、昨年より500人少ない株主134人が出席した。1時間13分で終了した。
 鈴木俊宏社長は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で6月もインドなどで車の生産販売が減少している現状を説明した。その上で「インド市場は今後も成長が見込まれる。コロナ対応を迅速に進めつつ、10年、15年先を見据え、電気自動車(EV)を含めた価値ある製品づくりと効率的な経営を推進する」と戦略を示した。
 今年は会場受付で来場者の体温を測定したほか、会場への送迎バス運行、土産の配布、スズキ歴史館の見学会などを取りやめた。

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